2017年01月31日 掲載

なぜ、各国はオリンピックの招聘に躍起になるのか


2020年東京オリンピックの開催が決定しました。各国がオリンピック招聘に躍起になっていたのはなぜでしょう。オリンピック開催に際してインフラ整備が行われ、ここに雇用が発生します。働く人に給与が支払われ、国民消費は拡大します。消費の拡大はオリンピック特需にもつながります。1964年の東京オリンピック開催に合わせて家庭用カラーテレビの普及が進んだことは、歴史的に有名な話です。

オリンピック期間は世界各国から選手や観戦客が集まります。インバウンド需要の拡大は、低迷する景気を刺激します。また、オリンピックに触発されてスポーツを始める人が増えれば、消費拡大はオリンピック終了後も継続するでしょう。オリンピックを開催できるということは国の誇りであり、世界に向けて存在感をアピールする大きなチャンスとなります。同時に景気対策として有効な手段でもあります。

スポーツを通じて、大きな経済効果が見込めることから、各国はオリンピック開催を目指して躍起になるのです。景気を左右する雇用や消費について学ぶ学問が経済学です。低迷する経済情勢の理由や、それを解決する方法を知りたいと思う人は、経済学部で勉強することを勧めます。