2017年01月31日 掲載

なぜ、コンビニアルバイトが芥川賞を受賞したのか

出典:NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2146895885681934201
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第155回の「芥川賞」を受賞した『コンビニ人間』。作者は、長年コンビニでアルバイトをしている村田沙耶香さん。 作品のテーマとして描かれているのは、「普通に生きるとはどういうことか」。主人公は一風変わった現実感覚を持っている36歳の独身女性。作品では、主人公女性の感覚と、周囲の人々の感覚とのズレがユーモアまじりに描かれており、「普通」に生きることを促す現代社会の在り方を巧妙に表現しているとの評価を受け、「芥川賞」を受賞しました。

今回の小説で取り上げられた「コンビニ」という場は、しばしば文学以外の学問で研究の対象になることがあります。

たとえば社会学では、好きなものが好きなときに手に入るようになった現代社会をさして、「『コンビニ化』した社会」と表現することがあります。また、コンビニのCMに使われる表現にも、社会の移り変わりを見てとることができるという社会学者もいます。

私たちが普段何気なく利用しているコンビニですが、実は時代の変化のリアルに象徴する場であるいうことができるのです。「『コンビニ化』する社会」等のキーワードに興味を惹かれる人は、社会学を学んでみることをおすすめします。