文学部(日本文学・外国文学・言語学)に関する記事一覧

なぜ、村上春樹は海外でも人気があるのか

世界中に熱狂的なファンを持つ作家、村上春樹。「ノルウェイの森」が世界的ベストセラーになり、その後も「海辺のカフカ」、「1Q84」などの大ヒット作を世に送り出し、多くの人々を虜にしています。ではなぜ村上春樹は、日本だけでなく海外でも人気があるのでしょうか。 多くの村上作品の英訳者として知られるハーバード大学の名誉教授ジェイ・ルービン氏は、彼の作品の魅力をこう語ります。「彼の鮮やかでシンプルなイメージが直接的に読者に訴える。たとえば、彼の作品に出てくる意外性のある比喩には作者の主観による説明がなされておらず、それが読む人それぞれの心中で純度の高いイメージが出来上がるのです。」 村上作品の特色であるイメージのシンプルさ、鮮やかさ、そして意外性。これらは国、宗教、立場にかかわりなく人々を引き付ける理由の1つです。 また、村上作品にはオウム事件や淡路大震災など日本独自の社会時事が影響を与えていると言われています。そうした背景を元に、幸福の意味を深く考察したり、社会問題になっているテーマ(カルトや家族の絆、愛と暴力など)に取り組んでいることが海外でも高く評価されています。 このように、日本で生まれたさまざまな種類の文学を通して、日本という国を深く研究したい方は、日本文学という学問への進学をおすすめします。

2017年12月16日 掲載

なぜ、村上春樹は海外でも人気があるのか

なぜ、今古典作品が見直されているのか

中学校や高校で、古文や漢文の授業がありますよね。皆さんの中には、古典は苦手という人や面白さが分からないという人も多いのではないでしょうか。難解な印象の古典作品ですが、現在は新訳も増え、手に取りやすくもなりました。そして何より、何十年何百年という長い時を経て読み継がれてきた古典には、そんな悠久の時間や批判にも耐えうるだけの理論の明晰さや魅力があるようにも感じます。

2017年09月05日 掲載

なぜ、今古典作品が見直されているのか

なぜ、江戸時代はエコ社会と言われたのか

“MOTTAINAI”と言う言葉は、2004年のノーベル平和賞受賞者ケニア出身の女性環境保護活動家ワンガリ・マータイ氏に紹介され、環境破壊が急速に進んでいるアフリカでキャンペーンにもなりました。

2017年07月17日 掲載

なぜ、江戸時代はエコ社会と言われたのか

なぜ、三四郎(夏目漱石作)はゴミを汽車から投げてもよかったのか

毎日学校に行くために乗る電車、あなたは車内でどんなふうに過ごしていますか?好きな音楽を聴く、読書をする、静かな車内では友達と小声で話すことすら気を遣うこともあるのではないでしょうか。最近では、「車内で化粧はみっともない」という啓発広告が賛否両論を引き起こしました。マナーという言葉だけが一人歩きし、公共の場所での振る舞いが難しくなっているようにも感じられます。

2017年02月10日 掲載

なぜ、三四郎(夏目漱石作)はゴミを汽車から投げてもよかったのか

なぜ、日本ではたった140字のツイッターの利用者が多いのか

ライン、フェイスブックやインスタグラムなど、様々なSNSがありますが、日々ツイッターでつぶやいている、という方も多いのではないでしょうか。そんなツイッターですが、日々流れる多くのツイート全体の中でも日本語が占める割合が高いことはご存知でしたか?

2017年02月08日 掲載

なぜ、日本ではたった140字のツイッターの利用者が多いのか

なぜ、日本人は英語がうまくしゃべれないのか

「英語苦手、外人怖い・・・」。英語を苦手とする日本人は少なくありません。海外を特集したテレビや訪れた海外の旅行先で、英語を母語としない国の人に触れた際、ある程度の英語を話せる人が多いことに驚いた人は少なくないと思います。それに比べ、私たち日本人はなかなか上手く英語を話すことができません。どうしてでしょうか?

2017年02月06日 掲載

なぜ、日本人は英語がうまくしゃべれないのか

なぜ、元素の名前には「ウム」がよくつくのか

2016年、九州大学の森田浩介教授が113番目の元素を発見し、「ニホニウム」と正式に命名されました。アルミニウムやカルシウム、ナトリウム…。どうして元素の名前には「ウム」という語尾がよくつくのでしょうか。

2017年01月31日 掲載

なぜ、元素の名前には「ウム」がよくつくのか

なぜ、又吉の『火花』は芥川賞に選ばれたのか

文学賞、というと読書好きとっては毎回の受賞作の発表が楽しみ!という年に一度の“本の祭典”です。しかし、その受賞作や受賞者を巡ってしばしば議論が起きるのが、芸術性の高い文学というジャンルでもあります。2016年のボブ・デュラン氏のノーベル文学賞や2015年のピース又吉氏による『火花』の芥川賞受賞も非常に話題になりました。

2017年01月31日 掲載

なぜ、又吉の『火花』は芥川賞に選ばれたのか