2018年05月12日 掲載

アミノ酸はどのように生体内で役割を果たすのか

出典:イラストAC
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タンパク質は人間の体にとって重要な栄養素であると見聞きしたことはないでしょうか?

私たちの体の約20%は「タンパク質」でできており、タンパク質は生きていく上で必要不可欠なものなのです。生体内には約10万種類ものタンパク質が存在しています。種類は異なっても、全てのタンパク質は「アミノ酸」から作られています。

アミノ酸とは分子内にアミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)の両方を含んだ化合物のことであり、自然界には約500種類存在しています。しかし、生体内のタンパク質はそのうちたったの20種類のアミノ酸から作られているのです。たった20種類のアミノ酸から膨大な数のタンパク質をどのようにして作るのでしょうか?

まず、アミノ酸が幾つも結合することで長いアミノ酸の鎖をつくります。そしてそれが複雑な高次構造を形成することによってタンパク質が完成します。結合するアミノ酸の数やその順番が異なると、作られるタンパク質も違うため、たった20種類でも膨大な数のタンパク質を作ることができるのです。このようにして作られた数々のタンパク質が生体内でそれぞれの役割を果たしています。

タンパク質を構成しないアミノ酸の中にも、生体内で機能を持つものが多数存在します。一体どのようなものがあるのか興味が湧きませんか?気になる方はぜひ調べてみましょう。

現在、アミノ酸を使用して健康食品や化粧品などが作られています。このような分野に興味のある人は応用化学を学ぶことをおすすめします。

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