2018年05月12日 掲載

なぜ教科書などは統一されたサイズなのか


みなさんが小中高で使う教科書やノート、特にその形や大きさについて気にされてない人も多いと思います。実は、教科書に限らず、ほとんどの出版物が「ある法則」に従って統一されていますが、なにか分かりますか?そう、黄金比です。

黄金比とは一種の比率(1:\frac{1+\sqrt5}{2})として古代ギリシャで発見されました。それ以来、人間にとって最も安定し、美しい比率とされています。

黄金比は「フィボナッチ数列」によって導かれました。世界文化遺産であるパルテノン神殿の縦横比やミツバチの群れにおける雄バチと雌バチの個体比もこの黄金比に従っているといわれており、自然界の構成に深くかかわっていると分かります。

では、「西洋の黄金比、日本の白銀比」という言葉を聞いたことはありますか?
実は、日本では黄金比よりも、1:\frac{1+\sqrt2}{2}の白銀比の方が馴染み深く、教科書やノート、A4用紙、レポート用紙などなど、ほとんどの紙媒体サイズは白銀比に従っています。また、紙媒体だけでなく、アニメのキャラクターであるドラえもんやトトロの縦横比も白銀比に従っています。

日本で黄金比に従っているものはなにがあるのでしょうか?意外かもしれませんが、JRが発行しているSuicaや社会人になると必須アイテムの名刺などが該当します。

黄金比や白銀比に従っているものは誰が見ても美感を与えられます。みなさんも日常生活で美しいと感じたものがあれば、ぜひそれが黄金比に従っているかもしくは白銀比に従っているか分析してみてください。数や比率に関して研究するのは数学です。気になったら調べてみましょう。

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