2017年12月16日 掲載

パワースポットとはどのような場所を言うのか


「パワースポット」と呼ばれる場所は世界中に存在しています。日本でも富士山や屋久島をはじめとする多くの場所が人気を集め、多くの人々が訪れていますが、この「パワースポット」という言葉はそもそもどのような場所のことを言うのでしょうか?日本の人気パワースポットの1つである島根県の出雲を例に考えてみましょう。

奈良時代や平安時代、出雲の特産物である「玉(神事に用いる道具)」は長寿を可能にするものとして天皇に献上され、宮中の建物の四隅に置けば建物が強くなるとも言われていました。出雲の「玉」が尊ばれたのには理由があります。

出雲は京都からは離れていますが、中国大陸から見ると日本の表玄関でした。さらに出雲は北陸や九州などとも積極的に商取引をしており、当時は全国的にも大きな影響力のある場所だったのです。そうした背景から、「出雲には特別な力が宿る」と考えられていました。豊かな水や緑も、人々を癒す力を持つと認識されていたことでしょう。

このように、特定の場所にパワーが宿るという考え方は昔から存在していました。それには宗教的な信仰だけでなく、歴史的な発展や地理的な要素が大きく関係しているのです。

このように、現代文化のルーツとなる歴史や地理を研究したい方は、史学や地理学という学問への進学をおすすめします。

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