2018年04月08日 掲載

なぜ、豆腐は「国産大豆使用」が売りになるのか


豆腐や味噌、納豆などの大豆製品は、日本のソウルフードの代表です。特に、大豆からできる豆乳を固めて作る豆腐は、大豆そのものの味や香りを味わえるおなじみの食材です。輸入大豆を使った商品も増えている中、スーパーの豆腐売り場では「国産大豆使用」という表示をよく目にします。ではなぜ、豆腐は「国産大豆使用」が売りになるのでしょうか。

理由の1つは、国産の大豆が良質な豆腐作りに適しているからです。豆腐は大豆のタンパク質を固めて作るものなので、タンパク質を多く含んだ大豆で作る方が香りと甘味に富んだ豆腐ができます。ところが、大豆の主な輸入元であるアメリカ産の大豆は、もともと油を採るために栽培しているためタンパク質が少ない傾向にあります。その点、国産の大豆はタンパク質を多く含んでいるため、より美味しい豆腐を作るのに重宝されているというわけです。

また、外国産の大豆の安全性も危惧されています。輸入されている農作物は国内産に比べて多く農薬を使っているので、残留農薬のリスクが高いからです。
日本の大豆の自給率はわずか25%ほど。豆腐もアメリカ産の大豆で作られているものが多いため、「国産大豆使用」は大きな売りになるのです。

このように、より安全で高品質な食糧資源の開発や供給に携わりたい方は、農学部への進学をおすすめします。

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他に国産が売りになっている製品ってあるんですか。

  • 2018年04月08日 12:31:13