2018年03月11日 掲載

なぜ、開票率0%で当選確実が出せるのか。


選挙の際の開票速報では、開票率がまだ0%であるにもかかわらず「当選確実」が出るのをよく目にします。いったいどんなからくりがあるのでしょうか。

実はそれらの「当選確実」は、選挙管理委員会が公式に出したものではありません。報道各社が独自の調査によって予想したものを報道しています。判断方法は報道機関によっても異なりますが、参考にするのは主に事前の世論調査や投票会場での出口調査。それに加えて選挙会場で候補者別に分けられた票の山を双眼鏡で確認するなどして判断しているようです。

また、選挙では組織票が大きな力を持っているため、各候補者は選挙区の企業や団体への支持を求めて選挙戦を行ないます。そのため、実際に選挙が行なわれる前でもある程度結果を予想することができるのです。こうして報道される「当選確実」は、ほとんど間違いのない情報と言えます。

とはいえ、「当選確実」の報道が後になって訂正されたことも少なからずあります。最近では2017年4月に行なわれた岡山県備前市長選挙で一度は「当選確実」と報道された候補者が落選したということがありました。選挙結果の報道にはまだまだ改善の余地があると言えるでしょう。

このように、国や各地方自治体の将来を左右する政治に携わりたいという意欲をお持ちの方は、政治学という学問への進学をおすすめします。

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ドラマでは当選確実が逆転されるので,当選確実が出るということは相当な確率で当選すると思っています。海外も同じような選挙特番はあるのでしょうか?

  • 2018年04月26日 11:32:39