2017年12月16日 掲載

どのようにして、GPSで位置を割り出すのか


993年に運用が開始された測位システム「GPS」の機能は、携帯電話やカーナビシステムなどに搭載され、生活を便利にする技術として広く利用されています。では、GPSはどのような仕組みで位置を割り出しているのでしょうか。

GPSは3つの人口衛星からの距離と地球の表面の位置から割り出しています。例えばGPS衛星Aと受信機をもつOさんまでの距離が40,000㎞であれば、Oさんは衛星Aを中心に半径40,000㎞の球状の表面のどこかにいることになります。同様に衛星Bからの距離が42,000㎞だった場合、衛星Bを中心とする半径42,000㎞の球状の表面にいることがわかります。さらにもうひとつ、衛星Cからの距離を測定することで、Oさんのいる場所は宇宙上で2点に絞られます。そのうち1点が宇宙などになるため除外され、残る1点がOさんの位置であると特定できるのです。
GPSはアメリカで開発されたものですが、最近では各国が独自の測位システムを開発しており、対応する受信機の開発も併せて行なわれています。測位システムは生活に役立つだけでなく、災害時など多くの場面での利用が見込まれています。

人工衛星を用いた高度な測位システムを開発して、人々の暮らしを豊かにしたり災害救助に役立てたりしたいという方は、情報工学や電気・電子工学という学問への進学をおすすめします。

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