2017年06月02日 掲載

「ぶち」の行動5カ条にはどのような意味があるのか


Q 「結果なき挑戦は、学習ととらえよ。」とありますが、結果がなければ評価されないのでは?

A 発明王エジソンはかつて「失敗」について「私は失敗したことはない。1万通りのうまくいかない方法を発見しただけだ」と発言しました。バットを振ったからと言ってヒットが打てるわけではありません。しかしヒットを打つためにはバットを振る以外にはないのです。企業の中には結果だけで従業員を評価するところがあります。すると結果を出すために人の足を引っ張ったり、インチキをする者が確実に出てきます。私たちはそれよりも結果が出なくても失敗を分かち合い、その失敗から何を学べるかを共有したほうが組織も個人も成長することを確信しています。「ぶち」では与えられた業務の中で、さらにどのような改善改良が可能かを果敢に提案し試すことが奨励されています。バッターボックスに立っているだけでは意味がありません。バットを振る勇気を持ってください。

Q 「サービスに完成なし。現状維持は後退ととらえよ。」とありますが、なぜ現状維持が後退になるのでしょうか。現状を維持するだけでも大変だと思います。

A どんなビジネスにも競争相手がいます。相手がよりよいサービスを提供すれば、私たちは相手より上のサービスを考え提供する必要があるのです。私たちが今のポジションに満足し、競争相手が努力して上をいけば、結果私たちは彼らから取り残されたことを意味します。サービスはテストの点のように100点満点という概念がありません。たとえお客様が満点をつけてくれたとしても、私たちはお客様すら気づいていないサービスとはどのようなものか試行錯誤しながら常に努力をし続ける必要があるのです。

Q 「指示をも主体的に捉え、成長の機会とせよ。」とありますが、指示を主体的に捉えるとはどういう意味でしょうか。

A 例えば二人のバイトが店長にトイレ掃除を任されたとします。一人は掃き掃除をした後トイレの床を磨きスリッパをそろえます。もう一人はそれ以外にトイレットペーパーが切れていないか、石鹸は切れていないか、トイレまでの通路が汚れていないかをチェックします。前者をいわゆる「指示待ち人間」と言い、言われたことはやるがそれ以上のことはしない、またはする習慣がない人間を指します。後者が指示を主体的に捉え、店長目線ではなくお客様目線で考え、一つの指示がお店全体の中でどのような位置づけになるのかを考え、先回りして仕事のできる人間です。主体的に考えて仕事をすることが習慣になっている人間は、必ず上長や同僚の目に留まり、評価を得ることができます。言われたことしかやらない人間は、近い将来ロボットにとって代わられることでしょう。

Q 「他者の喜びを自らの喜びとせよ。」とありますが、他者の成功や評価は、結局は自己評価を下げることになるので喜びには代えられないような気がします。

A どこの職場にも人のことを妬んだり批判ばかりする人がいます。自分の努力不足を棚に上げ「あれはたまたまxxxだったから」「あいつは元々xxだから」などと人の成功を素直に認めません。さて、あなたがリーダーだったらこういう人を部下にしたいと思うでしょうか。人の成功から自分にないものを学習し成長する人を部下にしたいと思いませんか?人を妬む人は自分に自信がないから保身のために人を批判するのです。妬みや他者批判は組織の成長を阻害します。私たちが結果だけでなく挑戦する姿勢を評価するのは、お互いに切磋琢磨しあえる健全な組織文化を築くためでもあるのです。

Q 「Give & Give こそが成長の早道と考えよ。」とありますが、与えてばかりで何も得られなければ、結局は損をするのは自分だけということにならないでしょうか。

A 「情報とお金は寂しがり屋さん。多くいるところに多く集まる」という言い伝えがあります。多くの情報やお金を提供することでより多くの見返りがあるということです。一般的には「give & take」という考えが採用されていますが、「ぶち」ではtakeは結果論でありまずは与え続けよという考えに立っています。ITのない時代であれば情報や経験をブロックすることで権威を保つことができますが、今やあらゆる情報がネットで入手できる時代となっています。であればまずは率先して情報を提供し続け「あの人の周りにいれば得する」という評判を作ることです。提供するものはなんでもよいのです。人が嫌がることを率先してやることもgiveだし、率先して挨拶を励行することもgiveになります。「ぶち」は「共創」の文化で「競争」に勝つことを目指しています。

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