2017年07月17日 掲載

なぜ、お医者さんにもコミュニケーションが求められるのか

出典 medicalinsight.hatenablog.com
出典 medicalinsight.hatenablog.com

医師になるために必要なものは、医学知識・技術であることは言うまでもありません。しかし、コミュニケーション能力も大変重要な能力です。

同じ病気でも、患者さんによって表現が異なります。逆に、同じような症状を訴えていても、症状の表れ方や程度の違いは、詳しく聞いてみないと分かりません。例えば、同じ腹痛という症状でも、暴飲暴食による一時的な腹痛や、何か月も続く腹痛、海外旅行から帰った後に発症した腹痛、月曜日の朝に決まって起こる腹痛など、それぞれ異なる原因が考えられます。症状から病気やその原因を特定したり、再発を防止したりするには、患者さんの話をしっかり聴くことが重要です。たまに問診をしながらコンピュータに向かってひたすら電子カルテを打ち続けるお医者さんがいますが、ちゃんと患者の表情も見てもらわないと不安になってしまいます。

臨床現場では「インフォームドコンセント」、すなわち十分な説明をしてから治療方針に同意してもらうことが必須です。患者さんとの信頼が築けていれば治療はスムーズに進みます。コミュニケーションは治療効果にも関わる重要な要素なのです。このように医学が患者に与える影響について考察することに関心があれば医学部に進学することを勧めます。

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昔小児科なのにすごく怖い先生がいました。子供が嫌いなら他の診療科になったほうがいいのにと思いました。医者になる人はどうやって診療科を決定するのでしょうか。

  • 2017年10月07日 20:56:37

逆に、コミュニケーションがよかったら医療ミスとか表に出てきにくいということでしょうか。

  • 2018年04月20日 13:48:55