2017年02月10日 掲載

なぜ、宇宙エレベータが実現の可能性が出てきたのか

出典 www.jsea.jp
出典 www.jsea.jp

宇宙への旅、それは人類が昔から抱いてきた夢の一つです。現在では宇宙飛行が可能になったものの、実際に宇宙に行けるのは限られた人だけ。日本人ではこれまで10人の宇宙飛行士が経験したのみです。しかし将来、誰でも自由に宇宙に行くことができるようになるかも知れません。宇宙エレベータというものが実現する可能性が出てきたからです。

宇宙エレベータとは、文字通り地上と宇宙をつなぐエレベータのことです。簡単に言うと、静止衛星から地上にケーブルを伸ばしたようなものです。そもそも地球を周る人工衛星は、遠心力と地球の重力の釣り合いによって高度を保ち周回しています。ですから地上にケーブルを伸ばす分、宇宙側にもおもりを付けることにより釣り合いを保つというのが宇宙エレベータの基本原理です。

これまでは、地上に伸ばすケーブルとして使える強度の物質がないために実現不可能と言われてきました。鋼鉄の180倍もの引っ張り強度のある素材が必要だからです。しかし1991年に日本で発見されたカーボンナノチューブという素材が宇宙エレベータを作るのに必要な強度と軽さを持っていることがわかり、実現の可能性が出てきました。この素材の実用化にはしばらく時間が掛かりますが、強い期待と共に研究が続いています。

このように、宇宙旅行という人類の夢に人生を捧げたいという方には、宇宙工学や材料工学という学問に進学することをお勧めします。

みんなの疑問に回答してみましょう

これって、ほんとに実現するの?

  • 2017年10月07日 20:58:10

これ1基作るのに、どんだけかかんの。誰がどういう目的で乗るんですか。

  • 2017年11月16日 22:59:05

現在宇宙に行く方法はロケットしかありません。宇宙エレベーターとロケットを比較してみましょう。どんな利点・欠点があるでしょうか?

2018年04月18日 14:23:02