2017年02月10日 掲載

どのようにして、橋や建物の安全性をチェックするのか

出典 www.yomiuri.co.jp
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どんな建造物も時の流れと共に老朽化するため、時折その安全性を検査する必要があります。特に日本においては高度経済成長期に次々と建造物が建設されたため、安全性の確認は昨今の重要課題となっています。

橋や建物の安全性をテストする方法にも多くの種類があります。超音波などを用いて、建造物を破壊することなく老朽化や傷の有無を診断する非破壊検査が主流となっていますが、必要に応じてコンクリートを一部くりぬいて強度をチェックすることもあります。

さらに近年では、ロボット技術を応用して建造物の検査を行なう研究も進んでいます。人間の目には見えないほどの細かい動きを撮影し情報処理を行なう、いわゆる「ロボットの目」を活用しようという訳です。例えば耐震性に問題のある建物は、外見上は問題がなくても揺らしてみると異常な揺れ方をするのですが、「ロボットの目」は人間の目では捉えきれない微かな振動でも認識できるため、より正確な診断が可能になると考えられます。

このように、安全で住みやすい都市を作るため建築物全般を学びたい方は建築学、道路や橋などの構造物に携わりたい方は土木工学、人と環境に配慮した都市作りに関心がある方は環境工学という学問への進学をお勧めします。

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建物の安全性をデータ化することは不可能なのでしょうか。
データでリアルタイムに確認できれば、もっと事故はふざけると思います。

  • 2017年10月18日 15:57:44

いいですね。事故は防げると思います。ヒントです。「建物」と「安全性」という概念が大きいので漠然としていますね。例えばどんな建物か。ビルなのか家なのか橋なのか・・・。安全性とは何を指すのか。耐久性か損傷性か構造的な問題なのか。これらを分けて考えてゆくと研究領域が絞られてゆきます。

2017年10月28日 18:03:53