2017年07月17日 掲載

なぜ、途上国の観光誘致は問題をはらんでいるのか

出典 zapzapjp.com
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皆さんは旅行が好きですか?日本だけでなく世界中には様々な観光スポットが存在し、観光産業が国の経済を大きく支えているというところも珍しくありません。特に、国全体での経済的向上を図ろうと、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシアなどの発展途上国では豊かな自然や史跡といった資源を活用して観光立国をめざし、世界中から観光客を誘致しようとしています。

観光の発展は途上国に経済効果をもたらしますが、一方で地域社会や環境にも大きな影響を与える可能性もあります。特に東南アジア諸国では、観光客の増加に伴う急激な開発により、貴重なマングローブ林やサンゴ礁がダメージを受け自然環境の悪化をもたらしたり、地域住民が土地や海を奪われ、ホテルなどで観光産業の作業員として低賃金で働かざるを得なくなるという状況も起こっています。また、外国からの観光客が、現地でゴミを捨てたり、寺院などの文化施設でマナーを守らずに景観を損ねているという例もあります。

こうした途上国の観光産業は今後もますます発展していくと予想されます。しかし国側は持続可能な観光開発のあり方を探り、旅行者側には訪れる地域の生活や文化をよく理解する姿勢が求められます。これら観光産業を学問の視点から専門的に研究するのが観光学と呼ばれる分野です。ただ観光学部を持つ大学はまだ少ないので、観光関連の学科を持つ社会学部や経営学部、商学部を持つ大学への進学をお勧めします。

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観光学面白そう。観光が学問になっているとは知りませんでした。

  • 2017年10月12日 18:37:33