2017年07月17日 掲載

なぜ、政治家はポピュリストではいけないのか。

出典 ロイター/Carlos Barria
出典 ロイター/Carlos Barria

2016年のアメリカ大統領で勝利した現米大統領のドナルド・トランプ氏は、差別的な問題発言も多いことでも有名です。トランプ氏の人気は、政治家へのアメリカ人の落胆の現れと言われています。市民の意見が反映されない既存の民主政治に対する疑念と不満により、政治とは無縁のビジネスマンであるトランプ氏に人気が集まったのです。

アメリカでは現在、移民・難民問題や格差問題、失業率とたくさんの問題を抱えています。トランプ氏の過激な発言は、批判を浴びつつも、多くの人々に「この人なら世の中を変えてくれるかも」という期待を持たせることに成功しました。このような、市民の不安や恐怖をあおり、感情的に動かしていく戦略を「ポピュリズム」と呼びます。

一方、そこに理性的な判断があったのか、一時の感情でトランプ氏を祭り上げてしまったと危険視している有識者も、少なからずおり議論になっています。政治の経験のないトランプ氏が、アメリカという巨大な国をどう動かしていくのか、今後も注目されます。

もちろんこれは、政治家の失態が目立つ日本においても決して他人事ではありません。日本でも、政治について今一度考えてみる必要があります。このように政治を学び、研究するのが法学・政治学という学問です。

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ポピュリズム政治は手段であり、結果ではないように思えます。
ポピュリズム政治だとしても、政治活動をしっかり全うしてくれれば良いと思うのですが、違うでしょうか?

  • 2017年10月07日 22:48:54

非常に面白い視点。たしかに、選挙はある意味人気投票だからポピュリストでいいのかもしれませんね。君なりにポピュリウトの定義を5つくらい設定するとどうなるだろう。あるいは、ポピュリストという言葉を否定するために5つくらい理由を考えるのも面白いかもしれない。政治学や社会学に進学すればこういうことを研究できます。頑張ってください。

2017年10月07日 23:28:27

政治活動をしっかりと全うするという前提には、政治家になる、つまり選挙で当選する必要があります。その環境を手に入れるためにあることないことを口にする政治家が当選するとしたらどう思いますか。私たち有権者は「政治活動を全うする」の意味を十分に考える必要がありますね。この辺りを大学で研究すれば、競争力の高いマスコミ関係にも就職できるでしょう。

2017年10月17日 22:18:06