2017年02月06日 掲載

どのように、地震シミュレーションを可視化するのか

出典:www.jamstec.go.jp
出典:www.jamstec.go.jp

地震国と言われる日本では、地震が起きた時に少しでも被害を小さくする減災が重要であり、減災に役立つ技術の一つは地震シミュレーションです。地震による被害を正確に予測できれば、それに合わせた耐震対策や避難計画を立てることが可能になるからです。では、地震シミュレーションはどのように可視化されているのでしょうか。

地震のシミュレーションには多くの情報が必要です。地殻や地盤のデータによって地震波がどのように広がるか、そして建物がどのような揺れ方をするかを計算します。さらに地震による津波が発生した場合の到達時間や波の高さ、広がる範囲などを解析していきます。これら膨大なデータの計算には日本のスーパーコンピュータ「京」が活躍していますが、「京」をもってしてもシミュレーションできるのは10km四方が限界で、さらなる性能の向上が期待されています。

解析で得られた結果は、よりわかりやすく伝えるために高精細な3Dアニメーションで可視化されます。例えば津波のうねり具合や厚み、高さや奥行きまで表現されるため、より被害をイメージしやすく減災計画に役立てることができるのです。

このように、最先端のテクノロジーを駆使した災害対策に関わりたい方は情報工学、シミュレーションを元にした実際の減災計画に携わりたい方は建築・土木・環境工学という学問に進学することをお勧めします。

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地震予測は未だ技術的には不可能なのでしょうか。

  • 2017年10月18日 15:53:49

そうですね。何十年以内に震度7クラスの地震が起こる確率が50%以上なんて言われても、ピンとこないし、果たしてそれが予測といえるのかね。ぜひ、地震研究者になって今の常識を覆してください。

2017年10月18日 19:57:07