2017年02月06日 掲載

どのようにして、AIで文学を創造するのか

出典:アマゾン
出典:アマゾン

少し前、AI(人口知能)が創作した小説が、「星新一賞」という文学賞の一次選考を通ったことが話題になりました。このプロジェクトは、公立はこだて未来大学で立ち上げられ、長年研究されています。結果、賞の受賞にまでは至りませんでしたが、AIにも「芸術を創作する」のが不可能でないと期待させてくれる大きな結果といえるでしょう。

ショートショートの名手、故・星新一氏は、無関係の単語やキーワードを無作為に組み合わせ、ストーリーを練っていたそうです。プロジェクトでは、この技法にAIで挑戦、試行錯誤しました。主人公の名前や設定、展開をインプット、それをAIが計算し、さまざまな文章を組み上げます。その作業の繰り返しでAIを学習させ、ようやく意味のつながる長い文章を書けるようになる。そして、最終的に小説の完成までこぎつけたというわけです。

とはいえ今回は細かい設定などを人間側が設定しており、人間とAIの貢献度では8:2ほどになるとのこと。実用化はまだ先といえます。さて、将来t期にはこのような細かい人物設定までをもAIが計算し、人を感動させる日が来るのでしょうか。プログラミングに関ある人は、こういうテーマを設定して技術を向上させるのも一計です。

このようにAIのプログラミングを勉強するのは、情報工学、また人間の持つ情報処理能力などを学ぶのが、情報科学という学問です。そして自然現象や事象を多角的に研究する、物理学も、これら研究には欠かせない学問です。

みんなの疑問に回答してみましょう

意味のある文が書けるようになったとして、それは作家の作品を解析・模倣しているにすぎず、またその境界を超えることはプログラム上難しいと思うので、AIが創造性を発揮し、今回の場合、新たな文学作品を書く、などのようなことはできないのではないか?

  • 2017年10月12日 20:45:13

AIは情報処理で創造はむつかしいということですね。たしかにそう思います。ということはAIに代替されない人間になるためには創造性がカギになるということだろうか。そうなると教育学の領域になりますね。おもしろい!

2017年10月17日 22:03:59