2017年01月31日 掲載

なぜ、海外ではゴミを拾うと怒られるのか


日本では、ボランティアとして無償で行うこともあるゴミ拾い。しかし、海外では「自分のゴミは自分で持ち帰る」という、日本人には当たり前の文化すら浸透していないようです。それどころか、ゴミ拾いをすると、怒られることもあるようです。その理由は、「ゴミ拾いを生業とする人の仕事を取ってはいけない」という考えが浸透しているから。

イタリアに住んでいた人が、ゴミを持ち帰ったり、セルフサービスの店でトレイや食器を日本でしていたのと同じように返したりしていると、注意されたこともあるようです。曰く、「彼らの仕事を奪ってはいけない。あなたがやってしまったら彼らの仕事がなくなる」とのこと。

経済学には「トリクルダウン理論」というものがあります。この理論は、「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちる」とする経済理論または経済思想のことです。外食や買い物をする「富める者」が増えれば、その人のゴミを拾ったり、接客をしたりする層も増えます。「富める者」は、その層の仕事まで奪ってはならないのです。

このように、国での考え方の違いから、文化の形成を探るのが社会学という学問です。どのように経済が回っているのか考えるのが、経済学という学問です。文化は、経済状況から生まれるものもありますから、この二つは密接に関係しているといえます。

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なぜ日本と海外でこんなにも考え方が違うのか。

  • 2017年07月22日 14:12:17

モラルが上がれば社会の雇用は失われる。モラルが下がれば社会の雇用は維持される。あなたはどちらの社会が好きですか。または両立する方法があると思いますか。こういうのを考えると面白いですよ。

2017年10月18日 20:39:47