2017年01月23日 掲載

なぜ、イチローは1番バッターに起用され続けたのだろうか


イチローといえば…

イチローといえば、現在メジャーリーグでマリナーズに所属し、通算最多安打数まで持つ言わずとしれたスーパースターです。そしてイチローといえば、「一番バッター」というイメージがありますよね。イチローはどうして常に一番バッターに起用されてきたのでしょう?

一番バッターに求められるもの

一番バッターといえば、打順が多く、また回の先頭になる機会の多い打席。いわばチャンスの突破口をつくる役目を担います。監督ならば、まずはチャンスをつくり次につなげて、一点でも多く点数を稼ぎたいところです。そこで一番に選ぶなら、選球眼が良く出塁率の高いバッターが必然となります。さらに足が速い選手なら、盗塁の期待値も上がります。

もうおわかりですね、イチローがチームにいるなら、選ばない理由はないのです。チームとして最も高い得点が期待できる最適打順を考えれば、当然の結果となるのです。野球だけでなくチームスポーツにはすべてこのように体力技能のデータを分析しながら、チームの力を最大化するよう適材適所の戦略が取り入れられています。

団体活動の戦略

実はこの戦略は会社の経営にも置き換えられます。計算の強い人間は財務や経理に、コミュニケーションの得意な人間は営業、技術を持った人間は開発へと、企業は常に生産性の向上を考えます。監督が試合で勝つため戦略を練るのと、収益アップのため企業が計画するのは同じなのです。このように経営における効率性を学ぶのは、経営工学という学問です。

みんなの疑問に回答してみましょう

出塁率の高い人間で構成すれば、点につながる気がするのですが、2番や3番にもそれぞれ求められる力が違うのですか。

  • 2017年10月18日 16:41:18

実に面白い視点だと思います。ホームランなど期待せずに、1番から8番まで足が速くて選球眼のいい人をそろえればいいわけですね。君のような前提と前例を疑えるような人が世界を創るのです。野球だけでなく、いろんな面で前提と前例を疑ってください。

2017年10月28日 20:58:10